MIDI音源の音色規格に付いて

コンピュータ音楽におけるMIDI音源の音色規格、GM、GS、XG等に付いて説明。

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MIDI音色規格(GM GS XG)などに付いて


MIDI音源の音色規格
代表的な規格に電子楽器メーカ各社が互換性を取り決めたGM(ゼネラルMIDI)規格があります。
GM規格は各メーカー互換の音色が取り決めれれており、これを守ればハーモニカの音色が ピアノの音色になってしまうような事は無いのですが、現在主流のGM Level 1では128音色しか使えず同時発音数も24音で、 エフェクターの取り決めも無い状態です。
エフェクターに関してはりバーブやコーラス系は、ほとんどのメーカがサポートしていますので、 レスポンスの差こそあれ GM Level 1での使用で問題になることは有りません。
同時発音数も24音を超えても大抵の場合は不自然にならない様に自動処理されますので大丈夫です。

GM Lebel 2では256音色使え、使用できるドラムキットやエフェクターも取り決めされています。

GM規格を各社が独自に拡張した規格で有名なのがRolandのGS規格やYAMAHAのXG規格です。
プログラムチェンジ(音色の変更命令)程度はお互いに多少意識しているようですが、 エフェクターやその他のシステム関連に付いては各メーカ間の互換性は全く有りません。

更に各社の後発の音源になれば成るほどGSやXGと言った規格に収まらない音源固有の拡張がされていますので、 一段とややこしくなります。
GS規格やXG規格は既に過去の物となった音源の時代に取り決められた規格ですから、最近の音源で自由に曲を 作ったのではGS規格やXG規格にさえ当てはまらなくなります。

YAMAHAにはXG規格に適合しているかを検査する為のツール XG Format Checker があります。
このソフトで検査しエラーが表示されるMIDIはXG規格を外れている事になります。
XG Format Checkerの利用価値は他にもあってノートのダブリやイベントのタイミングなどを自動的に修正してくれ、 この自動修正機能はとても便利です。
XG TOOL GUIDE Vol.1 に各ツールの利用の仕方があります。

YAMAHA MU1000、2000等の8系統のエフェクトなどは大変強力な物なのですが、聴く方も同じ音源で無いと 再現されないと言う弱点も有ります。
いずれの規格にせよ製作時と同じ音源を利用して聴いてもらわない限り、作成者の意図した音では再生されません。

ではどうやって解決すれば良いのでしょうか、他人に 「同じ音源を買ってくれ !」  などと言っていたのでは誰も聴いてくれ無いでしょう。
どうしても拡張音色や音源固有の機能を使いたいのであればオーディオファイルかCDにして配賦するしか方法は有りません。

2001年1月16日YAMAHA Roland 両社が MIDI機器間におけるデータの互換性を高めるための相互協力に関して基本合意に達しました。
以降開発の両社の製品はXG GS両方の規格に対応する事になります。
Rolandニュース リリース

2001年5月音楽電子事業協会からGML(General MIDI Lite、GM規格モバイル向けMIDI規格)が公開されました。
携帯電話や玩具を対象にしているようで、同時発音数も16音と少なく、他にも厳しい制約があります。
この規格に対応させて他人に納得してもらえる品質の音楽を作り出すには、相当のテクニックと我慢(妥協) が必用なようです。

(財)音楽電子事業協会  XG仕様書V1.35 2000.6.14

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